12月13日、AFP通信は「FIFAがフィリピンのサッカー施設を再建させるため、100万ドルの助成金を提供することを決めた」と報じた。
フィリピンは今年11月8日に上陸した超大型台風「ハイヤン」によって壊滅的な被害を受け、後の発表では6009人が死亡、さらに依然として1800人弱が行方不明になっている。インフラも機能を喪失し、被害を受けた各地域ではサッカー施設も打撃を受けており、復旧はまだ進んでいない。
フィリピンサッカー連盟は、FIFAの助成金をどのように配布するかを評価するためのリストを策定したと発表している。
AFP
マリアーノ・アラネタ フィリピンサッカー連盟会長
「FIFAの寛大な支援に対し、深く感動している。我々は超大型台風によって甚大な被害を受けた地方のサッカー設備を復旧させるつもりだ」
フィリピンはバスケットボールが人気ナンバーワンのスポーツである国として知られているが、近年は代表チームの躍進やユナイテッド・フットボールリーグの設立によってサッカーにも注目が集まっている。