クリスマス前最後のリーグ戦が行われ、しばらく冬休みに入る国、あるいはイングランドのように年末年始も休みなしと地域によって日程が異なるこの時期、Nikeのスパイクに2013-14冬のニューカラーが登場した。
Nikeのスピード系モデル「マーキュリアル ヴェイパー9」の新色は、ネオライム×メタリックシルバー×トータルクリムゾン×ポラライズドブルー。
サイドに書かれた「98M」の文字は、「マーキュリアル」の名を世界に広めた1998年の“怪物”ロナウドに敬意を払ったデザインであることを表している。
逆サイドの「NIKE」の文字にも、「98M」を象徴する波型のライン。今年春に販売された「マーキュリアル」15周年記念限定スパイクを見るとその共通性が分かる。
今夏登場し、ネイマールの活躍で一気にブレイクしたアジリティ系モデル「ハイパーヴェノム ファントム」。こちらの新色は同系色の緑を使った、ネオライム×ポイズングリーン×メタリックシルバー×ブラック。
そして、コントロール系モデル「CTR360 マエストリ3」の新色は、アトミックオレンジ×ブラック×メタリックシルバー×トータルオレンジとなった。
既に週末の試合でピッチを彩ったこれらのスパイク。先日お伝えした「ティエンポ」シリーズの最新作、「ティエンポ レジェンド5」を含め、シュータンにシルバーが使われているのが大きな特徴である。
また、一つ前の秋カラー同様、「マーキュリアル」と「ハイパーヴェノム」、「CTR360」と「ティエンポ」がそれぞれ同じようなカラーリングを採用。この辺りにもNikeの狙いがありそうだ。