カーディフ・シティのマレーシア人オーナー、ヴィンセント・タンがボスニアのクラブ、FKサライェヴォの経営権を獲得したことが明らかになった。

『Guardian』の報じる所によれば、ウェールズのクラブとしてプレミアリーグに参戦しているカーディフとボスニアプレミアリーグのサライェヴォは提携関係となり、今後選手交換などを行っていくという。また、カーディフはサライェヴォの下部組織の設立に参画するとのこと。

サライェヴォのゼネラル・マネージャー、ディノ・セリモヴィッチは以下のように語っている。

「我々はクラブの規則とボスニアの法律に則って投資と経営権についての合意書にサインした」

ボスニアの地元メディアによれば、タン氏は300万ボスニア・マルカ(約120万ポンド)を投資することが決まっているという。

FKサライェヴォは1946年に創設され、100万ボスニア・マルカ以上の負債を抱えたことで倒産の危機に直面していた。マレーシアの大富豪であるタン氏は今年の夏からボスニアの経営陣との話し合いを進めていたとのこと。タン氏は9月にサライェヴォの地元紙『Dnevni Avaz』のインタビューに答えている。

「我々は、親善試合の開催や選手交換、一緒のトレーニングキャンプの実施、そしてマーケティングキャンペーンの実施を企画している」

「私は非常に楽観視しており、この協力関係が両クラブやボスニアサッカーにとって非常に有益になるはずさ」

また、地元紙はタン氏がクラブの紋章やカラーを変えるつもりがない事も報じている。これはカーディフを買収した際にファンの怒りを買ったためと思われる。