グラハム・アーノルド前監督がベガルタ仙台と契約してチームを離れ、シーズン半ばに指揮官を失うことになったセントラルコースト・マリナーズ。
アシスタントを務めていたフィル・モス氏が監督に昇格してチームを引き継いだものの、14日のアデレード・ユナイテッド戦では下位のチームに4-0と完敗し、23日のウエスタンシドニー・ワンダラーズ戦でも敗北。順位もついにプレーオフ進出圏内ギリギリの6位に沈んだ。
また怪我に苦しむFWアダム・クワスニクは膝の手術を受けることになり、復帰は来季のプレシーズンまで待たなければならない状況に。
仙台から支払われるレンタル料を使ってFWバーニー・イビニ=イセイを中国から復帰させたものの、フィル・モス監督は勤勉さを備えたマクグリンチーの離脱は理想的ではないと語った。
スポータル・オーストラリア
フィル・モス セントラルコースト・マリナーズ監督
「もちろん、マクグリンチーのような質を備えた選手を、シーズンの途中に失ってしまうのは理想的ではない。しかし、Jリーグのような場所に移籍する機会があれば、選手としては当然外国で自分の力を試してみたいと思うものだからね。
マイキー(マイケル・マクグリンチーの愛称)は、1シーズンの間アーニー(グラハム・アーノルド監督の愛称)の下、ベガルタ仙台のために戦い、2014年が終わるときにセントラルコースト・マリナーズに戻ってくるだろう。
そして、数シーズンAリーグを見てきた人間の誰もが、バーニー(イビニ=イセイ)が有能であることを知っている。国内、およびACLで我々の重要なメンバーとなる。彼の復帰を歓迎している」