そして、2014年の優勝は?!

最後に、このデータだけで(笑)、新たな「午年の王者」を予想してみました。

ドイツ・アルゼンチン・ブラジル、この3つは強そうです。ドイツはG組で3位経験のあるポルトガルやアメリカと一緒ですが、実績差は明らかですね。他ではB組でオランダがスペインを抑えて1位、E組ではスイス1位、フランスはまたもグループリーグで消えるか。H組では韓国が1位抜けできるかもしれません。D組は、イングランドが1位、ウルグアイ2位にしました。C組は……どこも決め手がないのですが(苦笑)、より新しい大会でベスト16という点で、2002年の日本1位、1990年のコロンビアを2位。

決勝トーナメントでも3強は揺るがなさそうです。ドイツは1回戦でH組2位のロシア、準々決勝でスイス(1回戦でポロの祖国・イランに勝利)を問題にせず。アルゼンチンはフランスの自滅で浮上したエクアドルと、1回戦でアメリカを下した韓国を破って準決勝へ。ブラジルは1回戦でスペイン、準々決勝では日本を下したウルグアイを倒してベスト4に入ると見ました。残る一つはイングランド。1回戦はコロンビア、次はオランダを下したカメルーンと1990年以来の準々決勝対戦になります。

そうなると、準決勝はブラジル-ドイツ、イングランド-アルゼンチン。12年前の日本ではブラジルとイングランドが勝ちましたが、あれはあくまで例外の気がします。なので、決勝戦は1990年の再来。そうなればドイツがアルゼンチンに勝つでしょう。失意のブラジルですが3位決定戦は勝つでしょう。従って……

「優勝ドイツ、準優勝アルゼンチン、3位ブラジル、4位イングランド」

さあ、「午年の法則」は当たるのか。今から半年先が待ち遠しいですね(笑)。

天皇杯クイズの答え

さて、気付いたら……というか新年だから当然ですが、天皇杯が無事に終わりました。

新国立競技場の件に深入りする前のコラムは「第93回天皇杯の現在・過去・未来」として天皇杯の記録をひもといていました。

そこで出したクイズは、この2つ。

問1コラムのタイトルに使った歌詞の曲、渡辺真知子の「迷い道」が流行していた1978年1月1日、第57回天皇杯の決勝で釜本邦茂のいたヤンマーを下したチームにいた選手で、今でも日本に住んでいるブラジル人は誰でしょう?

問2天皇杯本大会の歴代通算得点記録の中で、25得点で水沼貴史・柱谷幸一と並ぶ歴代2位、外国人選手でトップなのは誰でしょう?

どちらもツイッターでお答えを募集したので、当てられた方もいましたが、ここで改めて正解を。

……その前に、渡辺真知子さんが今でも現役で活動している事を紹介させていただきます。デビューから38年目ですが、昔と変わらずパワフルですね。

渡辺さんは横須賀市出身、デビュー曲も『かもめが翔んだ日』なので、横須賀もホームタウンにしている横浜F・マリノスとかぶります。もっとも、サッカーファンとは聞かないな……と思ってオフィシャルサイトを開いたら、エンブレムはむしろY.S.C.C.に近いですね。