パナマサッカー協会(FEPAFUT)は15日、パナマ代表の新監督にコロンビア人エルナン・ダリオ・ゴメス氏を任命したことを発表した。

“ボリージョ”の愛称で広く知られる58歳のゴメス氏は名将フランシスコ・マトゥラナ監督の下で母国コロンビア代表のアシスタントコーチを務め、1990,94年ワールドカップにアシスタントコーチとして参加。1998年には指揮官してフランス・ワールドカップに出場した。1999年より率いたエクアドル代表では、2000年5月に起用法を巡って銃撃される事件に見舞われがら続投すると、同国を初のワールドカップ出場に導く快挙を成し遂げている。

その後、2010年に2度目となるコロンビア代表監督に就任したもののコパ・アメリカ終了後の2011年8月に女性への暴力沙汰で辞任。昨年は国内の強豪インデペンディエンテ・メデジンで指揮を執っていた。

パナマは2010年から同国の国民的英雄で双子のデリー・バルデス兄弟が代表チームを率い(フリオが監督、ホルヘがアシスタントコーチ)、昨年のゴールドカップで準優勝、今ワールドカップ予選でも最終予選に進出するなど着実な成果を上げていたが、最終節アメリカ戦のロスタイムに逆転を許しあと一歩のところでワールドカップ出場を逃す悲劇を経験。新たに悲願の夢を託されたゴメス氏は就任会見でワールドカップ出場を最大の目標に掲げた。

「今日が2018年大会へ向けたプロセスのスタートです。パナマ初のワールドカップ出場へ向け最善を尽くすことをお約束しますよ」

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