日本時間27日早朝、UEFAチャンピオンズリーグのRound of 16レアル・マドリー戦をホームで戦うシャルケ。

先週末は岡崎慎司擁するマインツ相手に引き分けたが、負傷者も徐々に復帰しブンデスリーガでも徐々に順位を上げつつある。レアル・マドリーという世界的ビッグクラブ相手にどれだけ力を見せられるか、クラブの真価が問われそうである。

そんなシャルケでこの冬最も紙面を騒がせたのは、おそらくMFユリアン・ドラクスラーであっただろう。

この有能なドイツ代表MFには、アーセナルやバイエルン・ミュンヘンらビッグクラブが獲得の興味を示していると報じられており、来夏のマーケットでも去就が注目されること間違いなしだ。

今回は、『London Evening Standard』の中からドラクスラーのコメントご紹介しよう。

London Evening Standard

ユリアン・ドラクスラー(シャルケ)

「去就についての話は、一切コメントをしたくないんだ。

マヌエル・ノイアーに起きたことを思い出してみてよ。彼はバイエルン・ミュンヘンへ移籍することは絶対にないと、100%の確信を持っていた。しかし、シャルケでの5年間を経て、時間が彼の意思を変えたんだ。

それはつまり5~6年後、もっといえば10年後に僕がどんな考えをしているかも分からない、とも言うことができるね」

(昨年5月に契約期間を2018年まで延長したことについて)

「契約延長したのは、シャルケの環境が素晴らしいからさ。

長期契約は僕がシャルケで享受しているありがたみや愛情といったものをそのまま表しているね」

(契約内容にバイアウト条項が含まれていることに関して)

「契約にバイアウト条項が含まれていることは、周知の通りだ。毎年それを行使する可能性は確かにあるし、少なくとも、どの選択肢が自分を最も成長させるんだろうと考えてはいる。

その条項があることで、様々な憶測が飛んでいる。しかし、両者にとっていいことでもあるよ。

クラブにとっても僕を安い金額で失うことにはならないからね。最悪僕を放出することになったとしても、多くの金額を手にすることができる」


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