2010-2013年までパナマ代表でプレーしたFWルイス・レンテリア(タウロFC)が6日、パナマの首都パナマ・シティにある病院で亡くなった。享年25歳。

“マタガトス”の愛称で知られたレンテリアは国内の強豪タウロでデビュー。強烈な左足を武器に国内でゴールを量産して注目を集め、2011年にコロンビアのレアル・カルタヘナ、2012年に半年間ボリビアのボリーバルでプレーした経験を持つ。

代表には2010年9月のコスタリカ戦で初capをマーク。双子のデリー・バルデス体制ではブラス・ペレス、ルイス・テハダといった主力の牙城を崩せず控えに甘んじていたものの常時招集され、2011年には中米王者を決めるコパ・セントロアメリカーナ、北中米カリブ海王者を決めるゴールドカップに出場。2014年ワールドカップ予選の4試合を含む26試合5得点を記録していた。

しかし、ボリーバルからタウロへ復帰しプレーしていた昨年8月、「全身の臓器に原因不明の炎症が起こる、自己免疫疾患の一種」(wikipediaより)である全身性エリテマトーデスを発症し入院。パナマ代表が悲劇的な敗退を喫することとなる2014年ワールドカップ・最終予選終盤の試合への参加を逃すと、6カ月に及ぶ闘病の末に25歳の若さで帰らぬ人となった。

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