先々週のニューカッスル戦を4-0と勝利し、プレミアリーグの順位を7位に保ったマンチェスター・ユナイテッド。

これでユナイテッドはリーグ戦での3連勝を飾ったが、上位陣に目立った崩れは見られず、来シーズンに向け未だ苦しい状況に立たされている。

UEFAチャンピオンズリーグに敗退し、残すコンペティションはプレミアリーグのみ。残り5試合となった今シーズンで、求められるものは何なのだろうか。

今回は、地元メディア『Manchester Evening News』がまとめた、今シーズンのユナイテッドの10の争点をご紹介することにしよう。

1. グレイザーファミリーの決断

実しやかにさ囁かれるディヴィッド・モイーズ監督の解任報道。つい先日も、現オランダ代表ルイス・ファン・ハール監督との会談が報じられており、オーナーの決断に注目が集まっている。

2. ウェイン・ルーニー

ネマニャ・ヴィディッチの退団にともない、新キャプテンの人選も一つの目玉となる来季。チームのエースであるウェイン・ルーニーはその候補に挙げられるのが、その地位を確固たるものにできるだろうか。

3. UEFAヨーロッパリーグ

18シーズン連続で確保してきたUEFAチャンピオンズリーグの出場権が、限りなく怪しいものとなった今シーズン。ユナイテッドはヨーロッパリーグの出場権を第一の目標に、残り5試合に死力を尽くす。

4. ユナイテッドのスタイル

ユナイテッドの伝統的な攻撃なスタイルを踏襲したとは言えなかった今シーズンのモイーズ監督。残り5試合の采配は?

5. 移籍市場

不振のユナイテッドを救うのは、新たな戦力たちなのか。報道では2億ポンド(およそ340億円)もの軍資金が用意されるとの説もあり、トーニ・クロースをはじめとした大型補強が実現するかにも注目だ。

6. ベテラン選手の去就

ライアン・ギグス、リオ・ファーディナンド、ネマニャ・ヴィディッチ、パトリス・エヴラといった選手たちのユナイテッドでのキャリアは終わりに近づいている。世代交代の時が迫る。

7. フアン・マタ

この1月、3710万ポンド(およそ63億円)もの移籍金でチェルシーから加入したマタ。ファン・ペルシーの負傷にともない、“ナンバー10”の役回りを担って見せた。ユナイテッドにとっても明るい材料であろう。

8. マルアヌ・フェライニ

マタとは対照的に、移籍金に見合った活躍ができていないのがモイーズ監督の愛弟子であるフェライニだ。2700万ポンド(およそ45億円)者移籍金はそれほど高額なものであり、残り数試合で真価を発揮できるか。

9. 規律

ファーガソン政権ではさほど明るみにならなかった選手たちの規律問題だが、つい先日、ダニー・ウェルベックとトム・クレヴァリーの夜遊びが発覚。

10. スポンサー契約

結果こそ出ないユナイテッドだが、特に東南アジア方面で好調な新規スポンサー契約。仮にUCL出場権を逃せばヨーロッパでの露出が減るだけに、国際戦略の立て直しが必要か。

※原文を要約、加筆しました。


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