アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、リーグ優勝に近づいている首位リヴァプールと自らのチームに差はないと自負している。
今季、非常に好調な滑り出しを見せたアーセナル。リーグの折り返し地点を首位で迎え、2月の時点でも順位表のトップに立っていたが、35試合が終了した今ではリヴァプールと勝ち点10差の4位。数字的にも優勝の望みは絶たれてしまった。
ただ、ヴェンゲル監督は20日のハル・シティ戦で3-0の快勝を収めた後、アーセナルの選手たちが怪我に苦しめられ、それがリヴァプールに味方していただけだと主張し、今シーズンのチームがリヴァプールに遅れをとっていることを否定した。
「我々は今シーズン、2度彼らに勝った(※プレミアリーグとFAカップ、いずれもホームゲーム)。そしてリヴァプールは今季、国内でのコンペティションに出場しているだけであり運に恵まれている。チームの怪我人と参加した大会の数を比べれば一概に我々が彼らに遅れをとっているとは言い切れないだろう」