カカはイタリアのサッカー番組『Tiki Taka』の取材に対し、セードルフ監督のことや今季の目標、ドレッシングルームでの雰囲気などについて語った。自身の来季についても、希望は残留だと話している。

Tiki Taka

カカ

「現状を理解しなければならない。我々は今、ヨーロッパリーグへ出るために戦っている。それはミランにとっても、私にとっても、見合った目的ではない。私はこのクラブが好きだし、他の事には慣れている。しかし、この状況はね。そして我々はその中で生きていかなければならないし、特別なダービーを戦わなくてはいけない」

(ヨーロッパリーグで戦いたいか?)

「一例としては、ローマは今年素晴らしいシーズンを過ごしているが、欧州のカップ戦には出場していない。しかし、ミランのただ一つの目標は、常に競争力の高いチームであること。そこでは、誰もが国際的な舞台で競争したいという事実がある。今年は、それがチャンピオンズリーグにはなり得ない。我々の目標がより高いところにあるのは確かだが、しかし、今季はそれでよしとしたい」

(セードルフ監督については?)

「彼は明らかに異なるキャリアに足を踏み入れようとしている。しかし、私は彼を別人になったとは思わない。みんな理解しなくてはならないよ。多くの物事に対面するとき、選手として見ることと、監督として見ることは別なのだと。彼はいい男で、そして知的だ。いろいろなことをすぐに学んでしまう。彼と一緒に仕事ができ、そして偉大なことを達成することが出来て、本当に幸せだと思う」

(ドレッシングルームの雰囲気は?)

「問題ない。団結しているし、まとまっている。もし選手の意見が割れたとしても、それは確執があることを意味しない。外国人選手とイタリア人選手など、小さなグループがあるのは正常なこと。例えば、私はロビーニョと良い関係にあるが、それは特に他に何らかの意味を持つものじゃない」

(バロテッリについて?)

「僕にとっては、彼は素晴らしい男だ。彼はもう少し勝利が必要だし、チームを引っ張る存在に成長しなければならないね。偉大な才能があり、王者になれる。いつだって試合を決めることが出来る。彼がチームメイトであることを嬉しく思うよ。数秒間我を失ってしまう癖がある。頭を正しく動かせば、彼は偉大な存在になれるよ」

(自分とミランの将来について)

「ローマとユヴェントスが今年良くやっているね。我々には2015-16シーズンにチャンピオンズリーグへ戻るためのプロジェクトが必要だ。個人的によくやっていると思うが、世間一般から見れば十分ではなかった。来年に向けて向上することは出来るし、自分の希望としてはここに残りたい。私だって、迷いを抱えたまま長い時間を過ごしたくはないんだからね。試合がない期間は、ファンは簡単に休むことが出来るけれど。これは個人的な、家族と私の選択になる。しかし、最も大きな希望は、ここに残ることさ」


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