3日に行われた5位エヴァートンと2位マンチェスター・シティの上位対決でシティが勝利したことにより、17シーズン連続のCL出場が確定したアーセナル。最低限の目標は果たしたものの、リーグ優勝という目標には届かなかったロンドンの強豪は新シーズンに向けて、リールのイドリサ・グエイを追っているようだ。
リールは35節終了時点でリーグ3位につけており、4位との勝ち点差から来季のCL出場に大きく近づいているが、アーセナルのフランス人スカウト、ジレス・グリマンディは特に24歳のセネガル代表MFに注目している。
セネガル出身のグエイは2010年にトップデビューを飾って以降、サッカー選手としてのキャリアのすべてをリールに捧げ、今季はフランス代表のアントニオ・マヴバとともに中盤の核として機能。セネガル代表でもレギュラーとして活躍しているが、プレーオフでコートジボワールに敗れたため今年のブラジルW杯出場は果たせなった。
プレースタイルとしては柔らかいテクニックを持ち、ボールを捌くことに長けたセントラル。デビューからしばらくはプレーに遠慮が見え、地味な仕事に徹しがちだったが、出場機会を得る間に成長。今では攻守に働ける万能型のMFへと変貌を遂げている。