5月16日、『l'equipe』は「ファイナンシャル・フェアプレー制度に違反したとされるパリ・サンジェルマンの罰則が確定した」と報じた。
過大な資金の投入を防止するためにUEFAが設定しているファイナンシャル・フェアプレー制度(FFP)。先日これに違反した疑いがあるクラブが76存在すると発表され、その後処分を与える必要がある悪質なケースは9クラブが該当する模様だと報じられた。
そして先日、UEFAは各クラブに罰則の内容を通達するとともに、和解に向けた交渉を進めていった。そして今回、パリ・サンジェルマンについては罰則の条件を両者が合意し、実行に移されることになったという。
パリ・サンジェルマンに課せられるのは6000万ユーロ(およそ83億円)の罰金の支払い、そして来季のチャンピオンズリーグでの登録人数21名制限、年俸総額増加制限、移籍金支払いの制限、さらに来季終了までに3000万ユーロ(およそ42億円)の赤字を解消しなければならないという罰則である
なお、ほぼ同じような罰則を言い渡されていたマンチェスター・シティについても交渉は合意に達しており、条件についても似た状況となっている。
また、この2チーム以外にFFP違反の疑いがあった7クラブ、すなわちブルサスポル、ガラタサライ、トラブゾンスポル、ルビン・カザン、アンジ・マハチカラ、ゼニト・サンクトペテルブルク、レフスキ・ソフィアについても各個に罰則を通達している。
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