近年、毎年のように主力を資金豊富なクラブへ引き抜かれながら、ジョルジェ・ジェスス監督のもと、競争力を維持するどころからむしろ強さが増している感のあるベンフィカ。
2013-14シーズンはそれを象徴するシーズンとなり、ヨーロッパリーグこそ決勝でセビージャにPK戦の末敗れ準優勝に終わったが、リーグ、リーグカップ、そして18日にはポルトガルカップを制覇。クラブ史上最高の選手の一人、エウゼビオが亡くなったシーズンに、見事ポルトガル史上初の国内3冠を達成した。(※タッサ・ダ・リーガことリーグカップは2007年に始まった比較的新しい大会)
ベンフィカは3冠を達成した翌日の19日、2014-15シーズンに向けた新ユニフォームを発表。2013-14ホームはチームの象徴である鷲の透かしが印象的なデザインだったが、新しいホームは伝統の赤をベースに、エンブレムを中心に濃い赤でポルトガルらしいクロスモチーフのモダンなグラフィックが取り入れられている。
胸スポンサーはポルトガル・テレコムが提供している有料TVサービス「MEO」。
白パンツ、赤ソックスとの組み合わせは変わらず。クラブの正式名称「Sport Lisboa e Benfica」を表す “SLB”の文字には渋めのフォントが使われている。
◆欧州サッカークラブ 2014-15シーズンの新ユニフォームまとめ
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