『football-observatory』は今季の5大リーグのポジションごとの平均年齢に関するデータを発表した。 (なお、プレミアリーグとブンデスリーガ以外は最終節を残した時点での数値だと思われる)

まずはGKから。

リーグ別だと平均年齢の高い順に
29.58歳(リーガ)
29.25歳(セリエA)
29・18歳(プレミア)
28.71歳(リーグ1)
26.67歳(ブンデス)

そのなかで、最も高かったのはアルメリアの38.51歳。正GKのエステバンは現38歳。2番目は モルガン・デ・サンクティス(現37歳)のいるローマで36.76歳、ジャンルイージ・ブッフォンが君臨するユヴェントスが36.06歳で3番目。

一方、最も若いのはジェノアの21.56歳。マッティア・ペリン(現21歳)が1試合を除いてリーグ全試合に出場した。 2~4番目はボルシア・メンヘングラートバッハ(正GKマーク=アンドレ・テア・シュテーゲン、現22歳)、レヴァークーゼン(正GK、ベルント・レーノ現22歳)、アトレティコ・マドリー( 正GKティボー・クルトワ、現22歳)。現役高校生GKシモーネ・スクッフェト(現17歳)が注目を集めたウディネーゼは8番目の22.91歳だった。(今季リーグ戦ではスクッフェトが16試合、現27歳のジェリコ・ブルキッチが12試合、現26歳のイヴァン・ケラヴァが10試合を守った)

次はDF。

リーグ別だと平均年齢の高い順に
28.44歳(セリエA)
27.67歳(プレミア)
27.24歳(リーガ)
26.90歳(リーグ1)
26.29歳(ブンデス)

最も平均年齢が高かったのはレバンテの32.07歳。レバンテのDFラインにはキャプテンのフアンフラン(現37歳)をはじめ30代の選手が5人いる。 それに次ぐのはアタランタ(31.31歳)、パルマ(30・96歳)のイタリア勢。

一方、最も若かったDFラインはセルタの23.28歳。現28歳のグスタボ・カブラルを除くと、カンテラ上がりのダビド・コスタス(現19歳、今季17試合に出場)を筆頭にホニ(現20歳)、ウーゴ・マジョ(現22歳)、ホン・アウルテネチェ(現22歳)と若い選手が多かった。35試合に出場したフォンタスも現24歳と若いが、彼の場合はアンカーとしてもプレーしている。

セルタに次ぐのがトゥールーズで23.37歳。アーセナルも注目する逸材、セルジュ・オーリエら20代前半の選手が多く出場している。

3番目に若いのはフライブルクの23.58歳。日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンは23.77歳で4番目。同じく日本代表DF内田篤人が所属するシャルケは9番目の24.55歳。

続いてMF。

リーグ別だと平均年齢の高い順に
27.29歳(セリエA)
26.64歳(リーガ)
26.56歳(プレミア)
26.50歳(リーグ1)
25.59歳(ブンデス)

平均年齢が高い上位3クラブはエヴィアン(31.24歳)、パルマ(29.65歳)、フィオレンティーナ(29.58歳)。

一方、若い上位3クラブはサンプドリア(23.55歳)、シャルケ(24.15歳)、トッテナム(24.31歳)。 リーグ平均が26歳に満たないブンデスは平均年齢が高い上位10チームにひとつも名前がなかった。

最後はFW。

リーグ別だと平均年齢の高い順に
27.46歳(セリエA)
27.01歳(リーガ)
26.95歳(プレミア)
26.05歳(ブンデス)
25.92歳(リーグ1)

1番平均年齢が高かったのはヴォルフスブルクで32.14歳。 現34歳のイヴィツァ・オリッチは14ゴールと気を吐いた。それに次ぐのがビルバオの31.20歳。 こちらも現31歳のアリツ・アドゥリスが16ゴールと存在感を見せた。そして、3番目に入ったのが バイエルンで29.53歳だった。

一方、最も若い最前線だったのはハンブルガーSVの22.23歳。 今季低迷したHSVだが、22歳の新鋭ピエール=ミシェル・ラゾッガが13ゴールと活躍を見せた。2位もブンデスで、ニュルンベルクの22.27歳。 若きスイス代表FWヨシプ・ドルミッチ(現21歳)が17ゴールを叩き出した。(来季からレヴァークーゼンへ移籍)。 そして、3番目はレンヌで22.85歳だった。

各ポジションのランキングなど、詳しくはこちらのPDFでどうぞ。

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