アーセナルはベンフィカのストライカー、ロドリゴ・マシャドの獲得を目指しているようだ。
『Daily Star』によれば、アーセナルはロドリゴを獲得するため2400万ポンド(約41億円)の移籍金をオファーしているとのこと。ロドリゴはブラジル生まれのスペイン人。U-21代表の経験がある。レアル・マドリーの下部組織出身であり2010年にベンフィカへ移籍。この移籍はベンフィカからアンヘル・ディ・マリアがレアル・マドリーへ移籍した事に対する人的補償の意味合いが強く、レアル・マドリーは1200万ユーロ(16億円)で買い戻すオプションを付帯させていたが、翌年ファビオ・コエントラォンが同じようにベンフィカからレアル・マドリーへ移籍した際にオプションは破棄されている。
ベンフィカ加入後はそのままボルトンへとローン移籍。17試合に出場したが本職ではないサイドハーフを担当するなど1ゴールしか奪えずあまり活躍する事はできなかった。翌年からはベンフィカに復帰し、ハビエル・サビオラを押しのけてレギュラーを獲得すると開幕から絶好調をキープ。最終的に22試合に出場し、9ゴールを奪っている。ベンフィカ3シーズン目となった2013-14シーズンは全コンペティション通じて40試合に出場。18ゴールを奪うなど大きな注目を集めている。
なお、バレンシアの新オーナーとなったシンガポールの投資家、ピーター・リム氏もロドリゴには注目しているようだ。既に獲得へのゴーサインを出したともいわれており、アーセナルのビッグオファーにどれだけ対抗できるかが鍵となりそうだ。
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