今季のリーガ・エスパニョーラを制覇し、先日はチャンピオンズリーグ決勝でレアル・マドリーと戦ったアトレティコ・マドリー。

歴史的な活躍を見せたチームの監督、選手には数々のビッグクラブが注目しており、今夏のマーケットでは戦力の大量流出も懸念されている。

しかしアトレティコ・マドリーのCEOを務めているミゲル・アンヘル・ジル・マリン氏は、『AS』のインタビューに対して「選手を売らなければならない理由がない」と話した。


ミゲル・アンヘル・ジル・マリン アトレティコ・マドリーCEO

「我々は皆、このチームが成し遂げたことを誇りに思っている。世界で最も強力な2チームを相手に勝利し、ラ・リーガのタイトルを手にした。それに加えて、チャンピオンズリーグで決勝に、コパ・デル・レイで準決勝に進出した。忘れがたいシーズンだった。

シメオネ監督は誰もに自信を与えた。チームは試合ごとに彼のメッセージを表現し続け、それがどんな挑戦も乗り越えられる原動力となった。

グループは個人よりも上にあるもの。すべての選手は、自信の役割が何であるかということを熟知しており、完璧なプレーを可能にした。

幸いにも、クラブには選手の誰かを売却する必要性がない。チームに残りたくない者に関してはそうするだろう。契約には放出に関する条項も記載されている。

ここに残したい選手に関しては販売に関する交渉を行うつもりはない。我々はそれを望んでいない。チームにフィットしているいかなる選手も売る必要がない。アトレティコ・マドリーを去りたい者については、そうしなければならないが。

他のクラブから我々の選手に対しての興味が示されていることは分かっている。素晴らしいシーズンが終わった後にね。これは、選手たちが何らかの改善を求めており、我々は予算の範囲内でその条件を改善するのを支援する、ということだと理解している」


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