今季、無冠に終わったチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、チャンピオンズリーグ決勝の舞台に立ったアトレティコ・マドリーのメンバーのうち4人の獲得を目指しているようだ。

チェルシーは以前から苦戦した対戦相手の選手を獲得することを得意としており、今年1月にも前年にELやCLで戦ったバーゼルからエジプト代表FW、モハメド・サラーを獲得。そして次なるターゲットは、CL準決勝で敗れたアトレティコだと言われている。

『Telegraph』によると、モウリーニョ監督はアトレティコのエースストライカー、ジエゴ・コスタを3200万ポンド(およそ55億円)で獲得できると確信しており、レアル・マドリーとの決勝戦こそ怪我で早々に退いたが、彼の実力なら前線の核になれると信じているようだ。

また、堅い守備を武器にリーガを制したアトレティコだけに、守備陣にも気になる選手が多いとされている。まずはペトル・チェフ後のゴールマウスを任せるため、3年間ローンしていたティボー・クルトワを連れ戻す可能性が高いとみられる。

また、左サイドバックのフィリペ・ルイスはアシュリー・コールの穴を埋められることのできる選手だと考えられており、センターバックのミランダはPSGへ移籍したダヴィド・ルイスの代役、さらにキャプテンのジョン・テリーにプレッシャーを与える役目として候補に挙げられている。

過去チェルシーに在籍したベテランMF、ティアゴ・メンデスの復帰をモウリーニョ監督が望んでいるという噂もあり、このうち何選手かが来季ロンドンでプレーする可能性は十分ありそうだ。

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