6月4日、『Skysports』は「イングランド・プレミアリーグのチェルシーは、メキシコ1部のパチューカに所属しているMFユルゲン・ダンの獲得に向かっている」と報じた。

ユルゲン・ダン・ラスコンは1992年生まれの21歳。エストゥディアンテス・テコスでデビューを果たし、昨年パチューカへと移籍。その間にはマンチェスター・ユナイテッドでのトライアルも受験しているが、入団には至らなかった。

大柄な体格を持ちながらも足元の技術に優れ、スピードや得点能力にも評価を与えられている。今季は39試合に出場し3ゴールを記録した。

なお、名前から分かる通り父親がドイツ人であるため、ヨーロッパのパスポートを保有しており、労働許可証の問題はない。


アンドレス・ファッシ パチューカ副会長

「我々はそれに関心があるが、彼らがどれくらい興味を持っているかを見なければならない。

我々が組み上げたプランにユルゲンは入っているし、彼が残ってくれることを望んでいるが、海外からの誘いがあれば考慮しばければならない。とりわけ、それが真剣なものであれば、返答をしなければならない。次の48時間で何らかのニュースがあるだろう。

チェルシーが彼に興味を持っているクラブだ。しかし、我々は彼らがどれだけの興味を持っているかを確かめなければならない。自分たちの可能な範囲からはみ出ることは出来ない。成り行きを見守るしかない。

我々としては、それはスポーツ面のプロジェクトの問題だ。彼には残って欲しい。そしてチェルシーにはどれだけの興味を示してくれるのかを見せて欲しい。彼らは木曜日、我々と話すためにメキシコへやってくると信じている」


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