6月8日、『Bola』は「イタリア・セリエAのラツィオは、ウディネーゼとの共同保有になっているアントニオ・カンドレーヴァの買い取り、及びウディネーゼに所属するセルビア代表MFドゥシャン・バスタの獲得で1500万ユーロ(およそ21億円)を支払う」と報じた。
アントニオ・カンドレーヴァは1987年生まれの27歳。2007年にウディネーゼに加入し、その後リヴォルノやユヴェントス、パルマ、チェゼーナ、ラツィオへと次々と貸し出された。2013年にはラツィオとの共同保有となった。
しかし今夏でイタリアの共同保有という制度自体が廃止されることになり、カンドレーヴァについてはラツィオが全ての保有権を買い取る方針を固めているとのこと。この価格は900万ユーロ(およそ12億6000万円)。
また、ラツィオはウディネーゼに所属しているセルビア代表MFドゥシャン・バスタの獲得交渉も現在合意に達しているとのことだ。こちらの価格は600万ユーロ(およそ8億4000万円)
経済的に苦しい状況が続いており、現在チームを率いるレヤ監督の去就も決まらないラツィオであるが、今回ウディネーゼに対して21億円を支払う大きな投資を行うことになった。