6月22日、オーストラリアサッカー連盟はDFジェイソン・デイヴィッドソンのインタビューを掲載した。
14歳の時に成立学園高校のスカウトの目に留まり、日本に3年間留学していた経験を持つデイヴィッドソン。若くして言葉もわからない国で過ごしたことは、現在の自分にとっていい経験になったと話している。
ジェイソン・デイヴィッドソン
「とても過激だったね。ある日僕が遅刻してしまって罰則を受けた時、僕だけではなくて全員の頭が剃られたんだ。
それはカルチャーショックだった。オーストラリアから来た僕は言葉も話せなかったし、文化も分かってなかったからね。特にあの年齢でアジャストするのはかなり難しいことだったよ。
しかし、練習に遅れたら監禁されて頭を剃られるんだから、とにかく早く学習しなきゃいけないわけでね。
それは僕を今日のようなフットボール・プレイヤーとして、そして人間として作り上げたものだ。僕は22歳で、8年間も故郷から離れて生きている。家族から離れるのは簡単なことではない。3年間日本で過ごしたことが自分を強くし、今は夢を叶えるためにヨーロッパに住んでいる。
(同じサッカー選手だった父アランについて)
彼からは大きな影響を受けた。僕を支援してくれて、助言を与えてくれる。僕は父とともに道を歩んでいるんだ。彼は昔同じように欧州でプレーしていた経験を持つし、重要なポイントも知っている。迷いを抱いたとき、それらを知っている人が近くにいるのは良いことだ」