マンチェスター・ユナイテッドはユヴェントスのMF、アルトゥーロ・ビダルを獲得すべく、本気のオファーを送っているようだ。

レヴァークーゼンから移籍後、ユヴェントスのリーグ戦3連覇に大きく貢献したビダルは、ワールドカップでも活躍。前回優勝のスペインと準優勝のオランダが同居するグループながら、チリ代表はベスト16へ進出することに成功し大きな話題となった。ユナイテッドの新監督となるルイス・ファン・ハールはかつてバイエルンを率いていた頃にもビダルの獲得を熱望。最終的にビダルはユヴェントスへの移籍を選択したが、今もビダルのファンであるようだ。

ユナイテッドはこれまでビダル獲得の交渉を進めてきたが、ユヴェントスは移籍金だけでビダルを放出することを望んでおり、ポルトガル代表のナニかフランス代表のパトリス・エヴラを取引に織り交ぜる事を求めてきた。そして、『Daily Star』の5日の報道によれば、ユヴェントスは4500万ポンド（およそ78億円）にナニを付帯させることを望んでいるという。しかし、翌日の6日の報道ではユナイテッドが5000万ポンド（およそ87億円）のオファーを送ったと『Daily Star』は続報を流している。これが真実であれば、ユナイテッドのオファーはユヴェントスの希望を満たすものとなっており、移籍の実現は非常に近いと考えて良さそうだ。

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