現地時間9日に行われた準決勝の結果、ついに2014年W杯の決勝戦のカードが決定した。
ROAD TO THE MARACANA: After 62 #WorldCup matches, the Final has been set. #GERARG on Sunday - http://t.co/1zawd0UlOj pic.twitter.com/lXGc43It3i
— FIFAWorldCup (@FIFAWorldCup) 2014, 7月 9
ドイツとアルゼンチン―。世界を代表する強豪国同士の対戦となったこの顔合わせは、24年前の1990年大会の決勝と同一のものである(当時は西ドイツ)。前回はアンドレアス・ブレーメの得点に沈んだアルゼンチンだが、永遠のライバルの地元で戴冠を達成すべく、奮起するに違いない。
そんな因縁深い両者の対戦だが、その決勝での対戦がもはや運命だったのではないかと錯覚してしまうような事実を発見した。
なんと、W杯が終了後、両国にとって初の国際Aマッチがまたこの対戦カードであるのだ!詳しくご紹介しよう。
2014年7月13日をもって2014年W杯は終了する。その後選手たちは束の間のオフシーズンを過ごし、クラブチームに向かうのだが、その後も当然、代表チームでの戦いは続くのである。
FIFAによれば、W杯終了後の次のインターナショナルマッチウィークは9月1日から9日まで。W杯に出場したチームにとってリスタートとなる試合が行われるわけだが、その初戦でドイツとアルゼンチンは対戦することになっていたという。
ドイツサッカー連盟の公式HPにもこのような記述が。
黄色く囲った上の段がW杯決勝戦、下の段が9月3日に行われる親善試合アルゼンチン戦だ。ご覧の通り、同一カードが立て続けに並んでおり(決勝戦のカードは反映されていないが) 、W杯決勝戦からわずか52日後、両者は再び顔を合わせることになる。
4年前、南アフリカの地でパラグアイに敗れた日本代表は、W杯後初となる親善試合の相手にパラグアイを指名した。「リベンジ」の意味合いがったという。しかし、今回のこのマッチメイクは数ヵ月前から決定しており、このようなことになったのは偶然である。
国際親善試合のドイツ対アルゼンチンは、現地時間9月3日ドイツのデュッセルドルフで行われる。