7月9日、『Guardian』は「イタリア・セリエAのローマは、モロッコ代表DFメフディ・ベナティアへの入札期限を7月21日に設定した」と報じた。

昨季セリエAで大活躍を見せたセンターバックであるメフディ・ベナティアは、今夏マンチェスター・シティへの移籍を希望していると言われており、すでに始まっているローマの練習にも参加していない。

しかし、ローマのヴァルテル・サバティーニGMは彼の価格について6300万ユーロ(およそ84億円)であると公言しており、報道によれば最低でも3500万ユーロ(およそ49億円)以上でなければ交渉の余地がないと考えているという。

現在FFPの違反によって移籍金総額制限が科せられているマンチェスターシティは、容易にその額を出すことはできず、マーケットが始まった当初からずっと話が進んでいない状況にある。

そして、ローマはどこかで区切りを作りたいということで、今回7月21日に入札期限を設定したとのこと。そうなれば、これ以降は一切のオファーを受け付けないということになり、ベナティアの移籍話はほぼ終了ということになる。

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