『Express』は「アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアは、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍を拒否した」と報じた。

今夏レアル・マドリーからの退団がほぼ確定的になってきたアンヘル・ディ・マリアであるが、移籍先については話が二転三転しており、流れをつかむのが難しい状況となっている。

先日はマンチェスター・ユナイテッドと年俸10億円という条件で合意したと報じられたが、チャンピオンズリーグ出場権を有していないということがネックとなり本人が拒否をしたとのことである。そして先日から彼に興味を持っているというパリ・サンジェルマンが有力ではないかと『AS』は報じた。

しかし、一方『L'Equipe』は「パリ・サンジェルマンはディ・マリアとの協議をうまく進められていない」と報じている。その記事によると、ディ・マリアはプレミアリーグへの移籍を第一希望としており、フランスのチームであるというところに大きな障害が残っているとのことだ。

ハメス・ロドリゲスの躍進により、一気に今夏のマーケットでの注目株となったアンヘル・ディ・マリア。引く手数多であることは間違いないものの、報じられている条件の厳しさを考えれば交渉は長引きそうだ。

なお、マンチェスター・ユナイテッドはディ・マリアが不可能となった時点でチリ代表MFアルトゥロ・ビダルにターゲットを切り替えているという。

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