『Dailystar』は「レアル・マドリーに所属しているアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアは、マンチェスター・ユナイテッドが提示する条件に同意した」と報じた。
昨年レアル・マドリーで攻守に渡る大きな貢献を見せ、ワールドカップでも高いパフォーマンスを見せたディ・マリア。負傷のために決勝戦の出場は危ぶまれているが、昨季得た高い評価は落ちていない。
今夏ルイス・ファン・ハール氏が監督に就任したマンチェスター・ユナイテッドは、新たに採用する3センターのシステムに合致する選手として、6000万ユーロ(およそ84億円)という巨額の予算でディ・マリアの獲得を狙っていると言われている。
その一方で、レアル・マドリーはワールドカップで鮮烈な活躍を見せたコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスを獲得しようとしており、そのために大きな資金を調達する必要があるとのこと。事実が噂通りであれば、両者の思惑は合致している。
そして今回報道によればマンチェスター・ユナイテッドはディ・マリアに対して700万ユーロ(10億円)という年俸を提示し、選手の合意を取り付けたとのことである。
ただ、そこで立ちはだかっているのがチャンピオンズリーグの有無であるという。ご存知の通りマンチェスター・ユナイテッドは今季のチャンピオンズリーグ出場権を逃しているため、パリ・サンジェルマンやユヴェントスからのオファーも検討していると『Metro』が伝えている。