7月16日、イングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドは「モナコからフランス代表FWエマニュエル・リヴィエールを獲得した」と公式発表した。

契約期間、移籍金については非公開となっているが、『L'Equipe』の報道によれば900万ユーロ(およそ12億3000万円)程度であると推測されている。

エマニュエル・リヴィエールは1990年生まれの24歳。マルティニーク生まれであるがユース時代にフランスに渡り、サンテティエンヌの下部組織で育成されたストライカー。非常に高い身体能力を持ちながらも器用さも備えており、最近は見せないもののかつては前転宙返りも見せていた。

2012年には2部に降格したモナコに移籍。初年度はイブラヒマ・トゥレとヴァレール・ジェルマンの後塵を拝してポジションを確立できなかったが、昨季はファルカオの大怪我もあって出場機会を獲得し、存在感を見せた。

なお、フランス人コレクターとして知られるニューカッスル・ユナイテッドは今夏もレミ・キャベラ、エマニュエル・リヴィエールの2名が加入。

退団が濃厚なマテュー・ドゥビュシを除き、ムサ・シソコ、ハテム・ベナルファ、ヨアン・グフラン、マプ・ヤンガ=エンビワ、マサディオ・ハイダラ、シルヴァン・マルヴォー、ガブリエル・オベルタンと合わせてフランス人は9名となる。

なお、ニューカッスルの監督を務めているアラン・パーデュー氏は「イングランドの選手は高すぎる」とコラムで話しており、フランス人選手の価格のほうが妥当であると主張している。

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