6月29日、『Skysports』は「ニューカッスルの監督を務めているアラン・パーデュー氏は、イングランド人の選手は高すぎると主張した」と報じた。
今夏、マンチェスター・ユナイテッドは3000万ポンド(およそ51億円)でDF ルーク・ショウを獲得した。一方、リヴァプールも2500万ポンド(およそ42憶5000万円)でFWアダム・ララーナを獲得することに近づいていると言われており、例年になくイングランド人選手の大型移籍が行われている。
近年外国人ばかりを獲得していると批判を受けているニューカッスルのアラン・パーデュー監督は、中位以下のチームにとって自国人の選手が高すぎる状態になっていると『Independent』のコラムで指摘した。
アラン・パーデュー ニューカッスル監督
「 ルーク・ショウやアダム・ララーナなどに支払われた移籍金を見て、サポーターが理解する必要がある重要な点を説明したい。
ニューカッスルのようなクラブは、イングランド人の選手と契約しなかったということで批判される。しかし、プレミアリーグの中位以下のチームにとっては単純にその余裕がないのだ。彼らのような、チャンピオンズリーグに出場するクラブとは違ってね。
最近、我々はある一人の選手について問い合わせを行った。彼はトップクラブの一員ではなかったが、1400万ポンド(およそ28億円)を求められた。彼をチームに加えることはできないだろう。
しかし、我々は ヨアン・キャバイ、マテュー・ドゥビュシ、そしてムサ・シソコのような選手を合理的な料金でチームに引き入れることが出来た。彼らは全て、ワールドカップでフランス代表として戦っている選手だ」