7月21日、『Eurosport』は「リーガ・エスパニョーラのアトレティコ・マドリーは、スペイン代表FWフェルナンド・トーレスの復帰に向けた交渉を行っている」と報じた。
フェルナンド・トーレスは1984年生まれの30歳。アトレティコ・マドリーの下部組織で育ち若くしてトップチームに定着し、エースストライカーに成長したことで知られている。2007年にリヴァプールに移籍し、2011年1月からはチェルシーに所属。
記事によれば、かつての生え抜きスター選手を再び取り戻すため、アトレティコ・マドリーの代表団はチェルシーを訪問し交渉を進めているとのこと。
ただ、チェルシーが求めている1640万ポンド(およそ22億円)という価格をそのまま支払うことには消極的であり、現在は値下げを希望して会談を続けているとのこと。
そして、同時にチェルシーはアトレティコのブラジル人DFミランダの獲得を考えており、その交渉も並行して行われているという。ただし、これについてもアトレティコが求める2400万ポンド(およそ41億円)をチェルシーが支払うつもりはなく、何らかの妥協策を考えている最中であるようだ。