7月27日、リヴァプールに移籍することがほぼ決まったと言われていたロイク・レミが、メディカルチェックを通過することに失敗したと報じられた。
クラブは公式になぜ契約に至らなかったかを発表してはいないものの、メディアでは上記のように検査で異常が見つかったからだと伝えられている。
しかし一方『Skysports』は「イタリア代表FWファビオ・ボリーニが移籍を拒否したためである」と報じている。
ファビオ・ボリーニは昨季レンタル移籍していたサンダーランドに売却されるという話が進んでいたとのこと。1400万ポンド(およそ24億円)という額も客観的に見ればかなり良い条件であり、リヴァプールも合意していたものの、当のボリーニ本人がそれを拒否した。その為、クラブはロイク・レミとの契約を諦めなければならなかったという話である。
理由はともかく、これでリヴァプールの前線はランバート、スタリッジ、ボリーニという3名の構成となるが、プレミアリーグの厳しい日程とチャンピオンズリーグを並行して戦う上では、能力、選手層の面でともにやや不安な状態となる。