【アギーレJAPAN、どう見る?】

結城康平:では、せっかくなので今話題の、アギーレ・Japanについてでも話しますかね。アギーレに関して、どういった印象をお持ちでしょう?

タカク:良く解んないんだけど、最近の実績はメキシコでのベスト16だよね。

結城康平:ただ、割とメキシコは監督がどうとかではなく安定してベスト16進出は果たしているんですよね。

白面:アトレティコ時代は、これだけ能力の高い選手をどうやったらこんな駄目な感じに出来るのかと思っていたんですよね。凄くノリで攻めてた。

結城康平:ザックとかと一緒で、攻撃を途中まで作って、最後のとこは個人能力に投げる印象があるんですよね。個人が強いところだとある程度上手くいくというか。

スケゴー:基本は、カウンターの人ですからね。

タカク:コレクティブ*なカウンターではないんですかね?

*組織的、の意。

スケゴー:選手の配置はある程度上手いけど、攻守に個々の能力を重視するタイプではありますね。コレクティブという感じではないです。

タカク:またジーコかよ!

白面:原博美が悪いに戻ってしまいそうな流れですね…

タカク:自分たちの強みであるパスとかいってて、何故アギーレっていう疑問は出てきそうだなあ。

結城康平:ポジティブに!という方向で考えた場合、アギーレに期待出来ることって何かありますかね。

白面:少なくとも、スポンサーやファンの声に負けないことは保証出来る。

結城康平:最初に出るのがそれって、ちょっと悲しくなりますけどね。

タカク:でも大事なことだよ。

白面:人の意見に耳を貸さないっぷりは凄いよ、アギーレ。

結城康平:それ本当にいいことなんですかね…

タカク:でも今回ザッケローニは優しすぎて、選手のやりたいサッカーとの妥協でぐちゃぐちゃになっちゃったところあるんで、一貫したアギーレのサッカーは期待してもいいんじゃないかなと。いうこと聞かない奴は外しちゃっていいと思う。それは監督の権利だし、それで責任を負うのが監督なので。

結城康平:僕としては、アギーレという新しい目から見たJリーグ枠の発掘、という点には期待したいですね。どういうタイプを抜擢していくのか、日本人のサッカーに何を見出していくのか。スケゴーさん、何かありますかね?

スケゴー:アギーレが監督という時点でどうでも良くなってしまったかな。アギーレはパスサッカーで成功した実績がないのに、なんでアギーレでパスサッカーなのか?そこに引っかかって先のことについて何にも考えられない。

スケゴー:とにかくアギーレは無いよね。

タカク:ないと思っている人は多そう。

スケゴー:ゾーンディフェンスとか教えられないでしょアギーレ。

タカク:米本を解き放って個の力でなんとかしよう(笑)

結城康平:悲しい気持ちになってきたんで、最後なんでもいいんでポジティブに締めましょう。

スケゴー:少なくとも、自分たちのサッカーがどうこう言うたわけた奴はいなくなる。

一同:「(笑)」

タカク:自分たちのサッカーとは言ってたけど、シャビさんみたいに基盤のあるサッカー哲学とはレベルが違ったんだよね。負けても芝とかのせいにしなきゃ(笑)簡単に揺らいでしまって、ぐちゃぐちゃになってしまった。

結城康平:自分たちのサッカーとかいう観念まで付け焼刃だった印象はあります。コンフェデでの結果に打ちのめされて、クラブでも上手くいかなかったりして、何か頼るものが欲しくて、無理やりに作りだしてきただけだったのかなと。実際内田選手のようにCLの経験がある選手はそういったものに頼っているような感じはしませんでしたしね。

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