8月1日、フランスの2部にあたるリーグ・ドゥがいち早く開幕を迎えた。毎年1部から降格してきたクラブが苦戦し、逆に3部から昇格してきたチームが活躍するため、このリーグは毎年接戦となる。

そして、やはり今季もそのジンクスは生きているようだ。土曜日に行われたビッグゲームは、昨季リーグ・アン18位のソショーと、ナショナル・リーグ(3部)首位のオルレアンの一戦。

ホームで戦うソショーは後方からボールを繋いで攻めるも攻撃が機能せず、試合は膠着した展開となった。

それが崩れたのは81分。起点になったのはオルレアンが投入したばかりのFWロイク・ロヴェル=ランドル。左サイドをドリブルで破って折り返すと、かつてPSGでプレーしていたロリス・アルノーがシュート。枠は外れていたが、それをウィルフリード・ルイジー=ダニエルが押し込む!

この得点を守りきり、なんと22年ぶりに2部に昇格してきたオルレアンが初戦で勝利。逆にニースのレジェンドであるオリヴィエ・エシュアフニ監督を迎えたソショーは、優勝候補でありながらも黒星スタートを喫した。

今季もやはり一筋縄ではいかない昇格争い。あるいはオルレアンにも昇格のチャンスがあるかも?

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