スペイン『AS』が、ブンデスリーガクラブの移籍金の総額について伝えている。

ブラジルワールドカップで見事な優勝を果たし、近年のUEFAチャンピオンズリーグでも上位進出が常連となったブンデスリーガの各クラブ。

記事によれば、この夏の移籍市場でブンデスリーガの20クラブがここまで費やした移籍金は2億200万ユーロ(およそ277億円)。これはプレミアリーグやリーガ・エスパニョーラ、セリエAの移籍金よりは少額であるそう。

中でも興味深いデータが2つあり、それはブンデスリーガの2強であるバイエルンとドルトムントの移籍金である。

ブンデスクラブの中で選手の獲得に最も移籍金を費やしたのはドルトムントで4610万ユーロ(およそ63億3000万円)。チーロ・インモービレやアドラン・ラモス、チ・ドンウォン、マティアス・ギンターといった即戦力を相次いで獲得しており、レヴァンドフスキの後釜に多額をつぎ込んだ形だ。

そして、昨シーズンの王者バイエルンがここまで費やした移籍金は、なんと1000万ユーロ(およそ14億円)だという。これはブンデスクラブの中でも上から9番目の数字にすぎず、バレンシアから獲得したフアン・ベルナトが唯一移籍金が発生したケースであるという。

ともにブンデスリーガを引っ張る強豪クラブでありながら、全く異なる補強策を見せる両クラブ。両者が激突するDFLスーパーカップは現地時間14日に行われる。

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