8月5日、『Telegraph』は「アーセナルの株主であるアリシェル・ウスマノフ氏は、クラブの財政の問題は解決されたと話した」と報じた。

ロシアの億万長者として知られるウスマノフ氏は、アーセナルの30%の株を所有している第二株主。筆頭株主の米国人実業家スタン・クロエンケ氏との確執も噂されており、それについては「全く接触していない」と話しているが、クラブの財政については「解決された」と太鼓判を押した。


アリシェル・ウスマノフ

「クラブは成功を収められる位置にやってきた。トロフィーを勝ち取り、アーセナルの新たな時代を始められると考えている。それはとても重要なことだ。

私の見解ではあるが、クラブには既存の規則に従って正確な意思決定を下せるプロセスがある。特に最良の選手を取れる手段がある場合の選択についてね。

思うに、前の所有者によって決定された、新しいスタジアムを作るという選択に基づいて、アーセナルは立案を行ってきた。それは融資によって行われ、負債となった。

それを試合ごとの収入で返してきた。そして別の方法として、株主が資産を購入し、クラブに返すということも。この結果生まれた負債のない財産が、クラブの収入を生成していくだろう。

どの経営モデルを選択するかを決めるのは、常に株主としての責任だと思っている。

委員会と主要株主は、その当時負債を抱えるという選択肢を選んだ。それは、国内のタイトルや、チャンピオンズリーグを10年勝ち取ることが出来ないアーセナルを生んだ。最初のトロフィーは10年目に獲得することになった。この結果、我々は多くの選手を売り払い、一流選手も買うことが出来なかった。

しかし、これらの障害は今克服された。チームは非常に良い状態だ。財源が整っている。アーセン・ヴェンゲル監督、そしてイヴァン・ガジディスCEOは、これを正確に管理していってくれるだろう。

(スタン・クロエンケとの関係は?)

彼との接触はしていない。クラブをコントロールしている者が、運営をしている。したがって、クロエンケのグループがクラブをコントロールし、運営している。私はアーセナルの株を30%保有している。委員会の成功は、株主の成功だ。

(アーセナルに投資を続ける?)

もちろんだ。離れる計画はない。私はアーセナルの成功を望んでおり、トロフィーの獲得を願っている」


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