8月6日、イングランド・プレミアリーグは「ハワード・ウェブ氏がレフェリーを引退する」と発表した。

ハワード・ウェブ氏は1971年生まれの43歳。18歳からレフェリーとして活動し始め、2003年にプレミアリーグに昇格。2005年からは国際主審としてFIFA、UEFAの大会を担当するようになり、EURO2008、2010年チャンピオンズリーグ決勝、2010年ワールドカップ決勝、EURO2012、2014年ワールドカップを裁いた。

なお歴史上同じ年にチャンピオンズリーグ決勝とワールドカップ決勝を裁いたことがある唯一のレフェリーとしても知られている。

彼は今夏PGMOL(Professional Game Match Officials Limited)のテクニカルディレクターに任命されており、今後はマッチオフィシャルの技術的な方向性や基準を監督する責任者となり、研修プログラムや審判の育成プログラムの開発などに関わっていくことになる。

なお、彼はマンチェスター・ユナイテッドファンであり、さらにひいきの判定が多かったという流言もあった主審。ツイッターではこんな画像も……。審判はつくづく報われない職業というか。

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