現地時間30日、プレミアリーグは新シーズンよりバニシング・スプレーを使用することを発表した

ブラジルW杯で抜群の効力を発揮し、すでに知名度も高い“消える泡"ことバニシング・スプレー。これまでUEFAチャンピオンズリーグやリーガ・エスパニョーラ、セリエAといった欧州の強豪コンペティションでも相次いで導入されることが決定しており、プレミアリーグでもついに導入が発表された。

相手選手と距離を正確に測り、セットプレーの際に大きな役割を果たすそんなバニシング・スプレーだが、英国『Mail Online』によれば、新シーズンを迎えるプレミアリーグではおよそ2000缶が準備されるという。

プレミアリーグは全部で380試合。これは1試合あたり5.2缶の計算になり、W杯で準備されたのとほぼ同じ水準になる。

また、W杯で使用されたスプレーは1缶あたり3ポンド(およそ523円)であり、もしこれと同じスプレーを利用するのであれば、プレミアリーグは新シーズンにおよそ104万6000円をスプレー代に費やすことになりそうだ。

なお、バニシング・スプレーの導入については、このほど25年間にわたる審判生活から引退を発表したハワード・ウェブ氏も歓迎するコメントを残している

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