現地時間14日、CAS(スポーツ仲裁裁判所)はルイス・スアレスに下っていた4ヶ月間の選手活動禁止処分の告訴を棄却した 。

周知の通り、ブラジルW杯でイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニに噛み付き、FIFAから代表戦の公式戦9試合出場停止と4ヵ月間の選手活動禁止処分が下っていたルイス・スアレス。

これによりスアレスは来年に開催されるコパ・アメリカでもほとんどの試合を欠場することが決定に。新加入したバルセロナでも10月末まで試合の出場はおろか、練習への参加、スタジアムに近付くことさえ許されないというきわめて重い制裁が与えられていた。

しかし、バルセロナ側が今回の処分に異議を唱える。4ヶ月間の選手活動禁止という措置を不服とし、CAS(スポーツ仲裁裁判所)へと告訴。その判決内容がこの度発表された流れである。

今回の発表によれば、CASはバルセロナ側の主張を退けたもの、スアレスの練習への参加は認められることになった。スアレスの選手活動禁止処分は10月25日に解ける予定であり、その当日ないしは翌日にはレアル・マドリーとのクラシコが行われる。

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