8月22日、『Sport1』は「ローマとバイエルン・ミュンヘンの間で行われているモロッコ代表DFメフディ・ベナティアの移籍交渉については、金銭面のギャップがハードルとなっている」と報じた。

昨季の活躍で今夏の目玉物件となったメフディ・ベナティア。マンチェスター・シティやバルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドなど様々なビッグクラブが彼に興味を示したと言われているが、ここにきてハビ・マルティネスが長期離脱となったバイエルン・ミュンヘンが獲得を検討し、交渉を進めていると報じられてきた。

一部にはすでに合意に近づいていると伝えられていたが、今回の記事によるとどうやら両者の金銭面の希望にギャップがあり、交渉は停滞している状況にあるという。

メフディ・ベナティアはローマで年150万ユーロ(およそ2億円)の給与を受け取っているが、バイエルンに対しては年800万ユーロ(およそ11億円)の5年契約という大きな条件を求めている。

さらにローマはバイエルンの提示した移籍金3000万ユーロ(およそ41億円)という額に納得しておらず、3500万ユーロ(およそ48億円)を求めている。

バイエルンはこれを受け入れた場合5年で7500万ユーロ(およそ102億円)という大きなコストがかかることから、この条件を受け入れることには前向きではないという。

今後も交渉は続けられる予定となっているものの、両者の間のギャップを埋めるのに時間がかかった場合、マーケットが終了する9月1日までにまとまらない可能性も考えられている。


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