8月27日、『Skysport Italia』は「イタリア・セリエAのユヴェントスは、パルマに所属している元フランスU-21代表FWジョナタン・ビアビアニーの獲得を検討している」と報じた。

今夏アントニオ・コンテ前監督の後を継いでユヴェントスの指揮を執ることになったマッシミリアーノ・アッレグリ氏は、以前から『あとFWとDFを一枚ずつ獲得したい』と明かしている。そして前者については特に3トップの一角で起用できる選手を求めていると伝えられてきた。

インテルの下部組織で育成され、トップチーム昇格後はキエーヴォやモデナ、サンプドリアなどでプレーしてきたジョナタン・ビアビアニーは現在26歳。近年はパルマで安定した活躍を続けており、スピードに優れるウイングとして実績を残してきた。彼の市場価値については900万ユーロ(およそ12億円)程度と推定されている。

そして、ユヴェントスは彼の獲得に向け、現金にプラスして元イタリア代表MFシモーネ・ペペを譲渡するという提示を送っているとのことだ。

シモーネ・ペペは今年31歳。2009年のコンフェデレーションズカップ、2010年ワールドカップでイタリア代表のメンバーに入っていたことで知られている名選手であるが、太ももの負傷によってここ2年間で公式戦4試合にしか出場できていない状態となっている。



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