8月29日、『Skysports』は「リーガ・エスパニョーラのバレンシアCFは、マンチェスター・ユナイテッドのMFトム・クレヴァリーの獲得に向けて入札を行った」と報じた。『Inside』の記事によればその額は800万ユーロ(およそ11億円)。

トム・クレヴァリーは2005年にマンチェスター・ユナイテッドに入団し、レスター・シティやワトフォード、ウィガン・アスレティックなどへのレンタルを経て成長してきたMF。2012年にはイギリス代表としてロンドン五輪に出場した。

しかしマンチェスター・ユナイテッドでは、期待されて起用されてはいるもののなかなか高い評価が得られない状況が続いており、かなり不憫な立場となっている。

バレンシアのオーナーであるピーター・リム氏は、マルコス・ロホの保有権を持っていたDoyen Sports、アンヘル・ディ・マリアのマネージメントを務めるGestifuteのジョルジュ・メンデス代理人と懇意であることで有名。

その流れもあって、現在マンチェスター・ユナイテッドから放出される選手に目を付けているようで、先日は日本代表の香川真司選手にも興味を示していると報じられていた。

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