紹介が遅れてしまったが、マリ代表監督を務めているアンリ・カスペルチャク氏が9月6日に予定されているマラウィ戦、10日のアルジェリア戦に臨むメンバー23名を発表している。
1月のネイションズカップ終了後、中国と国内+アフリカ+中東組だけで練習試合を行うなど若手の発掘に努めてきていたものの、結局のところその中から選出されたのはジェルマン・ベルテのみとなった。
とはいえ若手への切り替えについては進んでおり、ウルヴズでプレーしているヌア・ディッコ、ナントでレギュラーを獲得しているビラマ・トゥレ、さらに昨季はアストン・ヴィラに所属していたヤクバ・シッラ、ウディネーゼに移籍したCBモラ・ワゲなど20代前半のメンバーがしっかり選ばれており、彼らが中心になりつつあることを感じさせるメンバーにはなっている。
しかし、その一方で今年中国から欧州トップレベルの舞台に戻ってきたセイドゥ・ケイタ、大ベテランのフセニ・ディアワラあたりも選出されており、彼らはチームをまとめる役割を任されるだろう。
初選出はベルギーで台頭しつつある元フランスU-20代表のアラサーヌ・タンベ。パリ・サンジェルマンユース出身のセンターバックであり、高い身体能力を持っていることで知られている。
GK:
ママドゥ・サマサ(ギャンガン/FRA)
ウマル・シソコ(アジャクシオ/FRA)
ジェルマン・ベルテ(オンゼ・クレアトール)
DF:
ドリサ・ディアキテ(バスティア/FRA)
アラサーヌ・タンベ(コルトレイク/BEL)
フセニ・ディアワラ(トゥール/FRA)
モラ・ワゲ(ウディネーゼ/ITA)
マハマドゥ・エンディアイ(トロワ/FRA)
アダマ・タンブーラ(ラナス/DEN)
イドリサ・クリバリ(ラジャ・カサブランカ/MOR)
サリフ・クリバリ(マゼンベ/COD)
MF:
バカイ・トラオレ(ブルサスポル/TUR)
セイドゥ・ケイタ(ローマ/ITA)
ビラマ・トゥレ(ナント/FRA)
マムトゥ・エンディアイェ(ズルテ=ワレヘム/BEL)
ヤクバ・シッラ(エルジイェススポル/TUR)
サンバ・ディアキテ(アル・イティハド/KSA)
FW:
ムスタファ・ヤタバレ(ギャンガン/FRA)
シェイク・ディアバテ(ボルドー/FRA)
バカリ・サコ(ウォルヴァーハンプトン/ENG)
ヌア・ディッコ(ウォルヴァーハンプトン/ENG)
モハメド・トラオレ(アル・マーリフ/SUD)
シェイク・ディアラ(オセール/FRA)