3大会ぶりとなるW杯の舞台で見事ベスト8という成績を残し、脚光を浴びたベルギー代表。

ユニフォームに関してもadidasという新たなユニフォームサプライアーと契約し、2年後に迫った欧州選手権でのより上位進出を目指している。

ベルギー代表は現地時間9日、2016年欧州選手権予選のイスラエル戦を戦う。W杯後も留任となったマルク・ウィルモッツ監督は今回のインターナショナルマッチウィークにW杯メンバーとほぼ同じメンバーを招集している。

そんなベルギー代表の練習で、ちょっとしたハプニングがあった。

現地時間火曜日に行われた練習はファンに向けて一般公開されたのだが、トッテナム・ホットスパーに所属するDFヤン・ヴェルトンゲンの蹴ったボールが見学していた少女の頭にヒット。打ちどころが悪かったのか、少女は一時意識を失ったそうだ。

ヴェルトンゲンといえば、DFながら強烈なキック力が武器であり、直接フリーキックやミドルシュートでこれまでにも何度もゴールを奪っている。

少女は倒れ救急医療隊による治療を受けたのだが、これにヴェルトンゲンもより寄り添ったそうだ。その時の様子が撮影されている。

心配気に少女を見つめるヴェルトンゲン。この後、少女は意識を取り戻したという。

ちなみに、今回の招集メンバーに関してはちょっとおもしいことが起きている。

ウィルモッツ監督は今回22名の代表メンバーを選んだのだが、エデン・アザールとロメル・ルカクが負傷により辞退。そこでウィルモッツ監督が代わりに招集したのは、両者の弟であるトルガン・アザールとジョルダン・ルカクだったというきわめて珍しい事態が発生していた。 

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