―ダニー、アーセナルの選手になってどんな気分だい？

ウェルベック「エキサイティングな時間だよ。このクラブの一員になることができたことが素晴らしいし、プレミアリーグでずっと見続けてきたチームなんだ。以前からこのチームでプレーすることを心に描いてきた。だから、最終的にこうなれたことにとても興奮している」

―自分自身がこのチームにいることを描いていたと言ったね。それは、アーセナルのスタイルや自分自身がストライカーとして前へ進めると感じたことが理由なのかい？

ウェルベック「監督や若い選手たちが見せるプレーのスタイルだと信じている。中盤にはボールを供給する重要な選手たちがいるしね。僕はそれらのボールに最後まで走り続けることができる」

―あなたの目から見て、この移籍はどうようにして表明した？

ウェルベック「決断には最後の最後までかかった。毎日毎日感じたことを口にするのは難しいよ。（ユナイテッドとの）契約は残っていたからね。けれど、それを終えることにし、移籍期限最終日に僕はアーセナルの選手になった。最高に幸せな瞬間だったよ」

―アーセナルが上向きなクラブだと感じますか？

ウェルベック「全くそう思うよ。ここ数年、チームはよくやっているし、去年はFAカップを制した。前進することができ、プレミアリーグタイトルにもチャレンジできる―、今はそんな時だと感じている。僕はこれまで1つのメダル獲得した。このクラブでもその数を増やしたいと本当に思うよ」

―アーセナルファンはあなたの名前を知り、あなたのプレーを目の当たりにすることでしょう。あなたの長所は何ですか？また、このチームに何をもたらすことができますか？

ウェルベック「試合にペースとパワーをもたらしたい。アーセナルはコンビネーションが十分だし、そこに僕も加わり相手DFの背後をとりたい。そしてゴールを目指しシュートを狙うよ。ゴールを決めたいし、正しい結果を残すためにチームを手助けしたい」

―あなたはまだ若い。しかし、すでにトップレベルでの十分な経験があります。どのようにすれば、あなたのキャリアを次のレベルへと上げられますか？

ウェルベック「僕は小さい少年の頃からユナイテッドにいた。そこで偉大な時を過ごしたんだ。アーセナルに来たことは、僕が成長するための新たなステージだと考えている。一人のサッカー選手として僕ができることを見せる。幸運にも、願っていた場所に辿り着いたからね」

―あなたは人生のほとんどをマンチスター・ユナイテッドで過ごしました。離れることは困難だったに違いないですね…。

ウェルベック「僕の人生では物ごとは変化し続ける。この状況でクラブは正しい決断をしてくれたと感じている。アーセナルに来たことが正しい決断だったと本当に強く信じているよ」