9月3日、『L'Equipe』は「フランス・リーグドゥ(2部)のル・アーヴルは、9月1日に約束されていた運営資金が到着していないことを明かした」と報じた。

フランスの育成の名門として知られるル・アーヴル。かつてフランス代表として活躍したジャン=アラン・ブームソングやヴィカシュ・ドラソーなどを輩出し、現在でもニコラ・デュシェズやステーヴ・マンダンダ、ディミトリ・パイェット、フランク・タバヌーなど出身者が活躍している。

しかしこのところチームは財政的に難しい状況が続いており、2部の中位に低迷。今夏は新たに元ラグビー選手で実業家のクリストフ・マイヨール氏(2011年に破産寸前のグルノーブルを買収しようとしたことで知られる)を新たに会長に迎えることが決まり、アジア方面の投資家からの資金注入が約束されていた。

ところが、約束されていた9月1日という期限までに投資家から資金が到着していないとのことで、現在クラブの経済状態が悪化しているという。ただ、9月末に会長職を退くことになっているジャン=ピエール・ラヴェル氏は「管理するための時間はある」と話し、問題はないと主張している。


ジャン=ピエール・ラヴェル ル・アーヴル会長

「それらの手続きは正常に進んでいる。心配しないでほしい。お金はなくなっているが、制御する時間はある。どちらにしても会長交代は9月29日の総会で行われ、それ以前には不可能だ。全ては解決されるだろう」


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