先日Qolyでお届けした デイヴィッド・ベッカムの長文インタビュー

英国『Mail Online』の中で展開されたその記事の中でベッカムは様々な話を明らかにしていたが、今回はその続編をお届けすることにしよう。

今回のメイントピックは、3人の息子について。

マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるベッカムだが、3人の息子はいずれもアーセナルのユースに所属しているという。全員サッカーが大好きなようで、ベッカムもそのことをとても嬉しく感じている様子だ。

デイヴィッド・ベッカム(元マンチェスター・ユナイテッド)

「私が現役から引退して1年と半分しか経っていない。引退してからは自分のことでいっぱいいっぱいだったよ。

だけど、もしイングランド代表の未来やイングランドフットボールの将来に何らかの形で手助けすることができれば、誇りに思えることになるだろう。将来、世界のアンバサダーになることになれば、とても誇りに思えることになるね」

(引退後の生活について)

「私は3人の息子のタクシードライバーになるために引退したんだよ(笑)

私は息子たちを学校で下ろす朝7時から彼らが帰ってくるその瞬間まで車に乗っているよ。

みんなそれぞれ違う日に(サッカーの?)練習があるし、練習日が被ったりしないんだ。今では私はタクシーの運転手だよ(笑)

少し前まではチームを離れると試合やあらゆる機会というものが恋しかったけれど、今では彼らの練習に参加するのが大好きなんだ。そして、今では娘もバレエをしている。

もし15年前に『将来、アーセナルに在籍する息子を3人持つことになるよ』と話しかけられていたら、私は『本当に?』と言っていただろうね。アーセナルには大きなリスペクトを抱いている。アーセン・ヴェンゲル監督にもね」

(自分の存在が息子たちのプレッシャーとなっているかについて)

「ブルックリン(長男、15歳)に悪影響を及ぼしているとは私には言えない。しかし、彼はピッチに立つ時、緊張感を感じているんだ。あの子は『ベストを尽くそうとしているんだ』と話しているよ。ひどい試合をすると、彼は他の子が男と言ってるかを聞いているさ。

次男のクルース(9歳)は他の人が言うことを気にしない。彼には競うべき2人の兄がいる。彼らがサッカーそプレーしたいと思ってくれて誇らしいよ。サッカーは彼らに起立を教えてくれる。アーセナルでは(サッカーに関する)全てが予定されており、素晴らしいコーチたちもいる。子どもたちは本当に少ししかプレッシャーを感じていないよ。

(ダニー・ウェルベックの退団について)

「私たちはユースレベルから育ってきた。オールド・トラッフォードの廊下を歩くと、サー・マット・バスビーがオフィスでタバコをふかしていたものだ。サー・アレックス・ファーガソンの部屋もあって、そこは歴史の一部だよ。ホームグロウンプレーヤーなら、そのことをファンから感じ取るだろう。彼らと特別な絆や関係があるからね。

自分の子供がゴールするのを見たり、自分の親が自分がゴールするのを見るような感覚さ。私は、スタンドに7万5000人の親がいるようなものだと感じている。そうして、ユナイテッドはここまであり続けてきたんだ。新たな指揮官は伝統を維持すると確信している。しかし、ダニーがクラブを去るのを見るのは悲しいね。なぜなら彼は8歳の頃からこのクラブにいたのだから」

(移籍期限最終日について)

「マンチェスター・ユナイテッドのようなチームがファルカオのような選手を連れてくることができる監督を持っていることは信じられないことだ。ユナイテッドにとってエキサイティングな日だった。

最終的にどうなるかは分からない。しかし、興奮を増してくれるだろう」

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