2013-14シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝を戦った両者が、今週末、再びリーグ戦で相見えることになる。

リーガ・エスパニョーラ第3節、サンティアゴ・ベルナベウで行われるレアル・マドリー対アトレティコ・マドリーのマドリードダービーだ。

両者は今シーズン、スーペル・コパですでに2度戦っている。結果は1勝1分でアトレティコが勝利しUCL決勝の雪辱を見事果たしたわけだが、9月中旬にして休む間もなく今シーズン3度目となる対戦が控えている。

そんな大一番の前にちょっと心配なニュースが入ってきた。

スペインを代表するこの一戦のチケットの売れ行きが芳しくないのだという。英国『Mail Online』によれば、現在アトレティコ側に分配されたチケットですでに売れているのはたった30枚だそう。

この試合ではアトレティコ側に250枚のチケットが割り当てられていた。しかし、ゴール裏でありながら70ポンド(およそ1万2160円)という高額なチケット価格がサポーターの足を遠ざけているのではないかと予想されている。

こういったダービーマッチではアウェイサポーターに分配されるチケットは意図的に少なくなるものだが、30枚という売れ行きは前代未聞レベルである。サンティアゴ・ベルナベウのキャパシティは8万1044人。もしスタジアムに30人のアトレティコサポーターが足を運ぶとすれば、これはスタジアム全体の0.03%にしか相当しない

こうした大一番を勝ち抜くには、サポーターが作り出す雰囲気も選手を大きく刺激する。キックオフまでまだ3日ほどあるが、キックオフの際にどれだけ赤白の集団がベルナベウを埋めているのか今から少し楽しみである。

リーガ・エスパニョーラ第3節レアル・マドリー対アトレティコ・マドリーの試合は、日本時間9月14日(日)午前2時50分よりWOWOWライブで生中継予定。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい