9月16日、『Vanguard』は「元ナイジェリア代表監督のサムソン・シアシア氏は、スター選手であるジョン・オビ・ミケルに誰かが話をしなければならないと主張した」と報じた。
チェルシーでプレーしている守備的MFジョン・オビ・ミケル。もちろんナイジェリアでも中心選手であるものの、最近は彼のプレーが低調だと批判されることも多くなっている。
2010年から2011年までナイジェリア代表監督を務めたサムソン・シアシア氏は、ミケルに対して誰かが話をしなければいけないが、それにはかなりの勇気が必要になると明かした。
サムソン・シアシア ナイジェリア元代表監督
「誰かが彼に話をしなければいけないよ。ただ、彼と対話するには、しっかり心を準備していく必要がある。
我々が見ているもの、そして人々が話しているものを聞けば、彼らはミケルが最善を尽くしているとは思っていない。ただ、彼は自分を批評できると信じている。
彼はそうすべきだ。うまくやれていないと分かっているなら、努力をしなければならないし、よりいい試合をしようと挑戦しなければいけない。
ワールドカップのビデオを見て、なぜ自分は得点できないのか、どのエリアで改善が必要なのかという点を感じなければならないよ。
誰もそれは伝えられない。彼はプロフェッショナルだ。だから彼を批判しているつもりはない。
彼はこの国で多くのものを成し遂げてきた。しかし、以前のようにうまくやれていないのであれば、何かを起こす必要があるんだ。
ディフェンシブミッドフィルダーであるという前提は、ゴールを奪う試みをしない、前に行くべきでないことを意味しない。
ネマニャ・マティッチやラミレスはそれをしている。なぜミケルはそれをしないのか? 彼はボックス・トゥ・ボックスでカバーすることが出来ないのか? ボックスに入らなければゴールを狙うことは出来ないよ。従って、それは彼の問題だ」