アンフィールドに、UCLが帰ってきた!

現地時間16日、2014-15シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ第1節が各地で行われ、リヴァプールはホームでルドゴレツと戦った。

試合結果は2-1でリヴァプールの勝利。この夏加入したマリオ・バロテッリがリヴァプールでの初得点を奪い先制に成功するも、ルドゴレツに同点ゴールを許す。しかし、この直後に得たPKをスティーヴン・ジェラードが成功させ、実に5シーズンぶりとなるUCLの試合で見事勝ち点3をゲットしている。

この試合はリヴァプールにとって、1742日ぶりのUCLの舞台であった。UCLで上位進出することが当たり前の時期もあったリヴァプールのサポーターにとって、5年という歳月は一体どれほど長い期間であったのだろうか。

居るべき場所に、愛するクラブが居ない―。地元紙『Liverpool Echo』の中で主将のジェラードもその悲痛な思いを語っており、サポーターたちもさぞかし行き場のない感情を抱えていたことだろう。

そして、ついにその感情を爆発させる時がやってきた。それでは、夢にまで見た舞台に帰還したリヴァプールサポーターがアンフィールドで繰り広げた至極のスペクタクルをご覧いただこう。

【臨場感を楽しみたい方は、是非イヤホンをしてご視聴ください】

コアサポーターが集まるゴール裏、通称“KOP”の試合前の特別な雰囲気。

昨日Qolyでは、サッカー史に残る極上の『You'll Never Walk Alone』集をお届けしたが、公開した翌日に早速素晴らしい景色に出会うことができた。この歌声だけでも、彼らがいかにこの舞台を楽しみにしていたかが分かる。

ちなみに、この『You'll Never Walk Alone』が終了すると、アンフィールドではこんなチャントが自然発生している。

We've won it five times
We've won it five times
In Istanbul, we won it five times

5度の欧州王者に輝き、奇跡的な結末でそれを成し遂げたイスタンブールの地を叫ぶチャント。こういったチャントを耳にするのも、欧州の大会ならではだと言える。

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