プレミアリーグの美しき文化に、バリエーション豊かなチャントがある。
サポーターたちは選手たちに愛情を込め、それぞれに見合った歌を作り、そして歌う。それらは親から子の世代へと継承され、クラブの歴史を紡いでいく。試合状況に応じて臨機応変なチャントを歌う彼らのセンスには、脱帽するばかりである。
そんな彼らの素敵な伝統に、リヴァプールがちょっとしたお願いをしている。
なんでも、チームのキャプテンであるスティーヴン・ジェラードのチャントを歌う際、もうちょっと上品に歌ってほしいそうなのだ。どういうことか?説明しよう。
こちらが、今回リヴァプールの公式Instagramアカウントが投稿した写真である。
写真には、先日ゼニトとまさかの形で「大型契約」を結んだ人気アニメキャラクター、バート・シンプソンが黒板に文字を書いてこちらを振り向いている。
この黒板に書かれた文字は、 "I will not swear when I sing the Stevie G song"。日本語にすると、「スティーヴィー・Gの歌を歌う時、私は罵りません」という意味だ。なぜバートはこんなことを黒板に書いてまでお願いしているのだろう?