9月17日、『AS』は「リーガ・エスパニョーラのバレンシアは、スペイン代表FWパコ・アルカセルとの契約延長交渉を開始した」と報じた。

昨季ヘタフェからバレンシアに復帰して活躍を見せて評価を高め、スペイン代表チームでも先日行われたマケドニア戦に先発出場したパコ・アルカセル。ジエゴ・コスタの怪我という状況での起用であったが、1ゴール1アシストという記録を残し、チャンスをつかんだ。

現在の彼の契約は2016年までとなっており、バイアウト条項(これ以上の額を提示すれば契約を解除できる)は1800万ユーロ(およそ24億6000万円)に設定されている。

そして、先日は英国方面の報道で『アーセナル、チェルシーが彼の獲得に興味を持っており1800万ユーロを支払うことにも前向きだ』という噂が流れていた。

記事によれば、パコ・アルカセルの流出を阻止したいピーター・リム会長、並びにルフェテSDは今週彼との契約延長に向けた交渉を開始し、バイアウト条項を5000万ユーロ(およそ68億5000万円)に引き上げたいという希望を持っているとのことだ。

パコ・アルカセルも以前からバレンシアに残ることを最優先に考えていると話しており、クラブとの意図は一致している。ただ、交渉の合意はまだなされていないとのことで、今後の進展が待たれる。


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